希望の党代表の小池百合子東京都知事は11日、衆院選の党公認候補を応援するため東北入りし、岩手、秋田、宮城、福島4県で遊説した。安倍晋三政権との対決姿勢を鮮明にし、政権奪取に意欲を燃やした。
 盛岡市のJR盛岡駅前に午前10時40分ごろ、予定より約30分遅れで到着。約700人(主催者発表)を前に、臨時国会冒頭での衆院解散を「加計(かけ)・森友疑惑から逃れるための安倍ファースト解散」と批判した。
 仙北市のJR田沢湖駅前には陣営の予想を上回る約1600人(同)が集まった。「安倍1強、友達、忖度(そんたく)政治にノーを突き付け、希望の持てる政治に変えよう」と気勢を上げた。
 11日は東日本大震災の月命日。郡山市のJR郡山駅前広場では「福島の復興はまだまだ。まさに『希望』の2文字が今の福島に必要だ」と強調した。
 党が掲げる2030年までの原発ゼロにも言及。「脱原発と省エネの徹底、再生エネルギー活用の3本柱でゼロを目指す」と力を込め、約1000人(同)から拍手が沸き起こった。
 仙台市青葉区のアエル前では、都政で情報公開に取り組んだ実績を踏まえ「国政のブラックボックスもこじ開ける」と訴えた。
 郡山市の無職小林恵美子さん(66)は「小池さんが頑張ってくれれば政治の流れも変わるかなと期待する」とエール。仙台市若林区の自営業男性(50)は「政策には期待するが、衆院選に出ない姿勢はあやふやさを感じる」と話した。