東北活性化研究センターは、新潟を含む東北7県の9月の景気ウオッチャー調査結果をまとめた。景気実感を3カ月前と比較した現状判断指数(DI、季節調整値)は前月比3.0ポイント上昇の48.1となり、2カ月ぶりに改善した。好不況を判断する目安の50は10カ月連続で下回った。
 分野別(原数値)では家計動向が2.4ポイント上昇の47.1で、2カ月ぶりに改善。企業動向は0.7ポイント低下の45.6となり、2カ月連続の前月割れとなった。
 ウオッチャーからは「天候が落ち着き、秋物を中心に婦人服、紳士服が好調」(百貨店)「新型車イベントの効果で新車販売数が増えた」(乗用車販売店)と明るい声があった一方、ホテルや旅行代理店は個人旅行の低迷などによって厳しい見方だった。
 2、3カ月先の見通しを表す先行き判断DI(季節調整値)は前月比0.1ポイント低下の48.1で、3カ月連続の悪化を見込む。10日公示された衆院選(22日投開票)の影響について「旅行客や出張者の動きが鈍くなる」(食料品製造業)と懸念する意見が多かった。
 センターは内閣府実施の東北分の調査を担当。小売業者など210人のうち193人から回答を得た。