来春の選抜大会につながる第70回秋季東北地区高校野球大会は13~18日、福島市の福島県営あづま球場と郡山市の開成山野球場で開かれる。優勝争いは、宮城、福島両県大会で投打にわたり圧倒的な強さを見せた仙台育英と聖光学院が軸になりそうだ。
 2連覇が懸かる仙台育英は投手陣の層が厚い。県大会4試合を主戦佐々田ら4人で継投して失点はわずか1。チーム打率も出場校トップの4割1分7厘で、今夏の甲子園に出場した阿部は6割超と好調だ。
 聖光学院は県大会5試合中3試合がコールド勝ちと圧倒。打線は計42点と力強く、チーム打率4割1分2厘は仙台育英と遜色ない。投手陣も3失点(自責点0)と安定している。
 青森山田は打線につながりがある。チーム打率は3割8厘とまずまずで、県大会では中軸以外の3人が本塁打を放つなど地力の高さを示した。
 花巻東(岩手)は県大会で小差の試合を勝ち抜き、3年ぶりに制覇。酒田南(山形)は県大会準決勝で右翼手兼投手の1年伊藤が逆転満塁本塁打を放つなど勝負強さが光る。
 能代松陽(秋田)は引き分け再試合となった県大会の初戦から粘りを見せた投手陣の踏ん張りが鍵を握る。弘前東(青森)は県大会で3本塁打を放った4番桜庭が強打を発揮できるか。
 今大会は甲子園常連の強豪校が各県大会で姿を消しており、2年連続出場の利府(宮城)や激戦を経て初出場を決めた仙台南と由利工(秋田)も上位進出を目指す。