塩釜市の塩釜地区消防事務組合(管理者・佐藤昭市長)の消防士だった同市の児玉淳さん=当時(23)=が自殺したのは上司のパワハラが原因だとして、児玉さんの両親が組合に9000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が12日、仙台地裁であり、組合側は請求の棄却を求めた。
 組合側は「仕事上の指導はしたが、パワハラ行為には当たらない」と主張。次回以降、具体的に反論する。
 訴えによると、児玉さんは2010年4月に採用され、12年4月に宮城県利府町の利府消防署に配属された。13年7月にうつ病の診断を受けて休職し、3カ月後に自殺した。
 地方公務員災害補償基金県支部は、うつ病が自殺の原因になったと判断し、16年10月に公務災害と認定した。