日本原燃は31日、低レベル放射性廃棄物埋設センター(青森県六ケ所村)へ6月に予定していた北陸電力志賀原発(石川県)の廃棄物搬入を、本年度は見送ると発表した。10月中としていた関西電力美浜原発(福井県)分は延期する。
 搬入予定だったのは両原発合わせドラム缶1760本。今年8月、志賀原発などで使っていた放射能測定プログラムに不具合が見つかり、原因究明に時間がかかっているという。
 原燃はまた、ウラン濃縮工場(六ケ所村)の新型遠心機のうち1台で故障警報が作動し、9月以降、運転停止していることを明らかにした。同工場では同月12日以降、ウランの生産を停止中だが、故障機以外の遠心機は稼働している。