JR東日本秋田支社は31日、男鹿線男鹿駅を新築移転すると発表した。移転先は現駅舎の南約100メートル。隣接地に市が観光拠点として建設中の複合観光施設「オガーレ」の開業に合わせ、来年7月に利用を開始する。
 新駅舎は鉄骨平屋約235平方メートル。駅舎とホームはスロープで結び、バリアフリー構造にする。「寒風山を展望できるパノラマビュー」をコンセプトに屋上に展望台を設置。建物は自然の光や風を生かす設計とし、観光案内所を併設する。
 駅の東側約5000平方メートルの敷地には太陽光や小型風力の発電設備を設ける。3月から男鹿線で運行している新型蓄電池電車「ACCUM(アキュム)」とともに環境学習に利用してもらう。
 31日の記者会見で、菊地正支社長は「男鹿には魅力的な観光資源がある。環境学習を組み合わせ、複合施設とともに観光拠点にしたい」と話した。
 オガーレは新駅舎の南約200メートルに建設し、地元の農海産物を使ったレストランや直売所が入る。駅舎との間は「賑(にぎ)わい創出エリア」とし、休日などに地元住民が出店するなどの利用方法を検討している。