原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟顧問の小泉純一郎元首相の講演会が1日、青森市内で開かれた。小泉氏は「原発ゼロを国民運動にしたい」と話し、反原発と再生可能エネルギーへの転換を訴えた。
 講演会は青森県保険医協会が主催し、市民約500人が参加した。小泉氏は「福島第1原発事故以前は、原発の安全性を信じていた」と明かし、「いまや反原発は革新派や左翼の専売特許ではない」と強調。
 「自然エネルギーの開発を経済発展に生かしていくことが重要だ」と訴え、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場問題などが解決されていない中で、原発再稼働を進める政府を批判した。
 県内で反原発や反核燃運動を展開する県保険医協会の大竹進顧問は「推進から反対に変わった元首相の主張は説得力がある。県民の意識も変わってほしい」と話した。