小型無人機ドローンを活用した防災訓練が1日、秋田市の港北小などであり、災害現場の情報収集や救援物資の投下などを行った。市内17カ所で市民ら2800人が参加した市総合防災訓練の一環。
 港北小では、市と災害協定を結んだ秋田ドローンコミュニティ(秋田市)が機体を用意し、操作を担当した。上空から地域住民が同校に避難する様子を撮影したほか、救援物資に見立てたバッグを投下した。
 物資を投下できるドローンを開発したのは、コミュニティのメンバーで仙北市の会社員田村清一さん(69)。直径約90センチ、高さ約50センチの機体に投下装置が付いており、食料や携帯電話、保温用のアルミシートなど約4キロまでの物資を運べる。カメラも搭載しており、現場の様子を確認しながら操作できる。
 投下の様子を住民や市消防本部の職員らが見学した。田村さんは「ドローンは災害現場で有効活用できる。研究を重ね、実用化を進めたい」と話した。