増加する中国人観光客に対応しようと、青森県観光連盟は3日、青森市の県観光物産館アスパムで、中国のモバイル決済サービスを試験導入した。
 サービスは中国で利用者が拡大、普及している「アリペイ」「ウィーチャットペイ」の二つ。館内の土産物店4店舗に導入した。
 両サービスとも、店側がタブレット端末の専用アプリに日本円で買い物金額を入力し、客がスマートフォンに表示させるバーコードを読み取るだけで決済が完了する。日本円から中国元に自動的に換算し、客の銀行口座などから引き落とされる。
 クレジットカードと異なり、客にサインや暗証番号入力を求めなくて済むのが特徴。現金のやりとりがなくスピーディーに買い物できるため、土産品を購入する中国人観光客が増えると期待される。
 中国から青森市の青森中央学院大大学院に留学中の李不言さん(25)は「中国では地方でも、若者だけでなく年配の人も利用している。日本でも使える店が増えれば便利」と話した。
 試験導入は来年1月末まで。連盟の鈴木耕司事務局長は「利用状況が良ければ本格的に導入したい」と説明した。