福島県西郷村の当時の除染土壌仮置き場で2015年、田村市出身の職業不詳堤利幸さん=当時(45)=を拳銃で殺害し、地中に埋めたとして、殺人罪などに問われた2人の裁判員裁判で、福島地裁は9日、本籍郡山市、元指定暴力団系組員の無職小野光被告(45)に懲役30年(求刑無期懲役)、郡山市田村町糠塚、無職佐藤正樹被告(43)に懲役20年(求刑懲役23年)の判決を言い渡した。
 宮田祥次裁判長は「確定的殺意に基づく計画的犯行で、殺人の中では相当重い」と指摘した。
 判決によると、両被告は共謀して15年8月13日午後4時40分~午後5時ごろ、西郷村の除染土壌仮置き場で拳銃を発砲し、1発を頭に命中させて堤さんを殺害。その後、用意していた重機で穴を掘り、遺体を遺棄した。
 事件では、死体遺棄罪に問われた別の男性1人の有罪判決が確定している。