東日本大震災で被害を受けた宮城県石巻市の復興支援につなげようと、秋田市土崎港西のポートタワーセリオンで9日、「カキ小屋石巻」がオープンした。来年4月15日までの期間限定で、石巻直送の殻付きカキをせんべい缶で蒸し上げる「がんがん焼き」を味わえる。
 セリオン前のプレハブ小屋で最大24人を収容。運営は秋田市の飲食店経営清水俊明さん(52)が担う。
 初日は、新鮮な海の幸を求めて大勢の客が列を作った。せんべい缶内にカキを並べ、日本酒を入れて約15分間蒸し上げると、部屋中に潮の香りが広がった。潟上市の自営業村田一さん(71)は「身が締まっていて味が濃い。産地直送はおいしい」と笑顔で語った。
 清水さんは「秋田にはない食文化を楽しむことを通じて被災地を応援していきたい」と意気込む。
 ざる盛り1200円(1キロ、税込み)、バケツ盛り3500円(3キロ、同)のほか、おにぎりなどの軽食も提供する。軍手とカキナイフは無料で貸し出す。
 午前11時~午後4時(ラストオーダーは午後3時半)。不定休。連絡先は道の駅あきた港018(857)3381。