第48回明治神宮野球大会は10日、神宮球場で開幕して1回戦の4試合が行われ、11校で争う大学の部は富士大(東北)創価大(関東2)が8強入りした。各地区秋季大会を制した10校が参加する高校の部は日本航空石川(北信越)創成館(九州)が準々決勝に進んだ。
 富士大は大商大(関西1)を4-1で破り、創価大は2-1で関大(関西2)に逆転勝ち。日本航空石川は延長十回のタイブレークで日大三(東京)に7-6でサヨナラ勝ちした。創成館は一回に2点を先制して主導権を握り、おかやま山陽(中国)に5-1で快勝。

 【大学】
 ▽1回戦

富士大(東北) 020010100=4
大商大(関西1)000001000=1

 【評】富士大が快勝した。二回1死二、三塁、浜の中前打で2点を先取。五、七回には楠の適時内野安打と内野ゴロでそれぞれ加点した。投手陣は鈴木翔、加藤の継投でリードを守った。大商大は3失策が失点に絡み、打線も11残塁とつながらなかった。

<継投、リード守る>
 富士大は鈴木翔、加藤のリレーで大商大打線を1点に抑えた。九回を除き毎回走者を許す苦しい状況が続いたが、リードした主将小林は「失点後に粘れたのが勝因。思い通りの攻めができた」と胸を張った。
 2投手とも変化球で追い込んでから内外角の低めを突いた。外野手の出番は安打三つと左邪飛のみ。「単打ならオーケーという気持ちだった」(小林)と、相手に反撃ムードをつくらせなかった。
 五回途中から救援した加藤は「少し緊張はあったが、何も考えず思い切り投げられた。(学生)最後の大会なので楽しみたい」と完全燃焼を誓った。

<粘る野球できた/富士大・豊田圭史監督の話>
 リーグ戦と同様、投手陣で粘る野球ができた。先発鈴木翔が左脚をつり、加藤への継投が早くなったが、2人とも困った時に直球で勝負できる。それが好結果につながった。