仙台市と山形市を結ぶJR仙山線の全線開通80周年を記念し、両市は共同で沿線の観光用地図「仙山線マップ」を作った。両市の駅や観光案内所などで配る。11日はJR東日本が臨時列車を運行するほか、主要駅でさまざまなイベントが開かれる。
 マップはA2判、四つ折りで、日本語版と英語版の2種類を用意した。仙台-山形間の全20駅の駅舎の写真をはじめ、駅周辺のお薦めのグルメや散歩コース、宿泊施設などを紹介している。
 鉄道工事の安全を祈願し「鉄道神社」と呼ばれる奥新川神社(仙台市青葉区)や、東北福祉大前-国見間では海が見える場所があるといった豆知識も載せた。
 英語版は外国人旅行者向けに温泉の入り方を説明している。
 日本語版1万5000部、英語版5000部を作製した。両市は昨年11月、仙山圏活性化を目指す包括的な連携協定を結んだ。マップ作製は、協定に基づく事業の一環。
 仙台市東北連携推進室の担当者は「マップを手に仙山線に乗り、仙台と山形の魅力を満喫してほしい」と話す。
 臨時列車は仙台-山形間を1往復する。切符は既に完売した。通常より停車時間を長くして、作並駅ですずめ踊り、山寺駅で花笠踊りがそれぞれ披露される。
 仙台駅で午前9時に出発式があり、先着300人に80周年記念のボールペンやしおりを配布する。
 マップに関する連絡先は仙台市東北連携推進室022(214)8005、山形市観光物産課023(641)1212(代表)。