山形大小白川キャンパス(山形市)で10月、男子学生2人が相次いで建物から転落して死亡したことを受け、同大は13日までに、全学生約8700人の保護者宛てにおわびの文書を送付した。
 文書は小山清人学長名で10日付。「学生諸君や保護者の方に、動揺やご心配をお掛けしておりますことについて、深くおわび申し上げます」と陳謝した。
 山形署は、2人がそれぞれ飛び降り自殺を図ったとみているが、文書は2件を「死亡事故」とした上で「経緯・原因等について詳細(を明らかにすること)は差し控える」と記し、具体的な説明を避けた。
 再発防止に向け、学生の心身の健康状態を把握するチェックシートを配布したことや相談窓口の周知を図っていることなども伝えている。
 伊藤雅彦教育・学生支援部長は「学生が孤立してしまう背景についても調査し、今後の対策に反映させたい」と話している。