女川原発から最も近い災害拠点病院の石巻赤十字病院では、医師や看護師ら約50人が放射性物質で汚染された発電所員の救急搬送を想定した訓練に当たった。
 腕や脚にけがをした4人を屋外のテントに誘導し、医師が症状に応じて優先順位を付けて手当てするトリアージを実施。傷口を水で洗浄するなどの処置や、内部被ばくした患者と重傷患者を仙台市の仙台医療センターと東北大病院に転院させる手順を確かめた。
 石巻赤十字病院の市川宏文災害医療研修センター長は「患者を運ぶ動線など改善点があった。医師らの意見も聞き、受け入れ態勢を整えたい」と話した。