三陸銘菓「かもめの玉子」を製造、販売するさいとう製菓(大船渡市)の総本店「かもめテラス」が15日、JR大船渡駅周辺地区にオープンする。東日本大震災で被災した店舗を再建し、新商品を製造する工場などを併設した。
 鉄骨平屋で延べ床面積は約1230平方メートル。洋菓子やパンの工房、カフェを備える。キッチンスペースでかもめの玉子のデコレーション体験や和洋菓子作りの教室を開催する。年間売り上げ2億円を目指す。
 落成式と内覧会が14日にあり、社長の斉藤俊満さん(48)は「まちの『縁側』として親しんでもらえるよう願って名付けた。県内外から誘客を図り、大船渡の観光拠点の役割を担いたい」と話した。
 さいとう製菓は震災で本社と直営店5店舗、和菓子工場が被災。総本店の再建で被災施設の全てが復旧した。