秋田市の穂積志市長は27日の定例記者会見で、サッカーJ3秋田がJ2に昇格する際の条件となるスタジアムの整備に関して、新スタジアムが完成するまでの間、市八橋運動公園陸上競技場を暫定的に改修して使う案を「前向きに検討する」と述べた。同運動公園内にスタジアムを新設する案は「余剰の土地がない上、関係団体との調整が必要」と難色を示した。
 穂積市長は、クラブから10月末、来季のJ2ライセンス取得に向けた陸上競技場の改修に協力を求める要望書を受け取ったと明らかにした。要望書には、ライセンス取得に必要な陸上競技場の改修事項を記した書面が、Jリーグ側からクラブに正式に通知されたことも書かれている。
 J3秋田の加藤芳樹専務は「Jリーグ側との協議の中では、新設の議論を深めつつ、改修の見通しがつけば、来季のライセンス取得が見込めるという感触を得ている」と話した。
 市の担当者によると、要望書への回答は、12月下旬以降に開催予定の県の「スタジアム整備のあり方検討委員会」での議論を踏まえた上で行う方針。