秋田県沿岸に北朝鮮の漁船と見られる船が相次いで漂着した問題で、佐竹敬久知事は27日の定例記者会見で「テロの心配もある。地域住民は不安だろう」と懸念を示した。
 佐竹知事は「北朝鮮からはすぐ木造船が来る」とした上で「木造船ではなく、例えば潜水艦が来れば、テロの危険性は非常に大きい」と述べた。
 23日深夜に由利本荘市に漂着し、県警が乗員8人を保護した木造船が所在不明となったことにも言及。「(8人以外の)残りは潜入したと(いう可能性もある)。船を調べれば痕跡がある」と自説を展開した。
 佐竹知事は県民の立場から、船を安全な場所にえい航していれば所在不明にはならなかったと指摘し、「住民に不安を与え、調査の機会を逃したことには疑問がある」と県警の対応を批判した。