青森県八戸市を中心に活動する歌手前川原チカ子さんが12月3日、市制施行88周年の記念曲「南部の里よ」などを収録したミニアルバムを発表する。音楽による街の活性化を目指し、音楽出版事業を手掛ける同市の商店街振興組合「三日町三栄会」が発売元になる。
 ミニアルバムは、前川原さんの歌手活動25周年を記念した一枚。前川原さんは「八戸の自然の豊かさをふんだんに盛り込んだ曲になった」とPRする。
 収録曲はカラオケ曲を含め10曲。「南部の里よ」の歌詞には「大漁船にカモメが飛んで蕪島神社の鈴がなる」など市内の名所や風景を盛り込んだ。15年前に東北新幹線盛岡-八戸間開業を記念して作られた「北の時代(とき)」や、八戸地区連合防犯協会の「防犯音頭」など郷土に根差す曲が並ぶ。
 前川原さんは20代半ばからボランティア活動に取り組み、市内のイベントで防犯音頭などを歌ってきた。福祉施設にも出向き、歌による慰問活動をしている。
 前川原さんは「聞いた人を元気づけられる曲。地元の人にも、ここに生まれて良かったと感じてもらいたい」と話した。
 三栄会は、これまで東日本大震災の復興に関わったバンドなどのCDも販売しており、前川原さんの作品は6枚目となる。
 価格は1500円(税抜き)。市内の書店などで販売するほか、通信販売もする予定。連絡先は三栄会事務局の出町京子さん080(5747)7990。