福島県下郷町の2カ所に計2人の遺体が埋められていた事件で、二本松市出身の住所、職業不詳松田昭浩さん=当時(42)=を殺害した疑いが強まったとして、福島北署捜査本部が3日にも、殺人容疑で同県国見町藤田、無職星久宏被告(39)=死体遺棄罪で起訴=を再逮捕する方針を固めたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、久宏被告は「宇都宮市から遺体を運んだ」と供述。捜査本部は殺害後、弟のさいたま市桜区、大工星賢二被告(35)=同=と共に、出身地の下郷町の阿賀川沿いにある温泉跡地の空き地に遺体を埋めたとみている。
 松田さんは昨年6月に行方不明になるまで、宇都宮市に居住。除染関係の仕事で元同僚の久宏被告との間で金銭のやりとりがあったとみられ、捜査本部は金銭トラブルが殺害の動機になった可能性があるとみて慎重に捜査する。
 2人の供述で、11月20日には松田さんの遺体発見現場から約1キロ離れた町道脇の地中から福島市出身の住所、職業不詳半沢拓也さん=当時(37)=の遺体が見つかった。捜査本部は10年前に行方不明となった半沢さんの死亡の経緯も知っているとみて調べている。