6日午後9時40分ごろ、宮城県登米市中田町石森の国道346号交差点で、登米市消防本部の救急車が乗用車と衝突した。急病による心肺停止状態で搬送中だった同市の無職女性(88)が11分後に別の救急車に移され、同市の病院に搬送されたが死亡した。
 現場は信号機のある十字路交差点で、サイレンを鳴らして緊急走行していた救急車と、同市の会社員男性(23)の乗用車が出合い頭に衝突した。佐沼署が事故原因や、事故と死亡との因果関係を調べている。
 市消防本部によると、自宅の浴槽に沈んでいる女性を家族が発見して119番。救急隊が女性の心肺停止を確認した。搬送先の病院の医師は「搬送の遅れと死亡との因果関係はない」と説明したという。
 記者会見した鈴木軍雄消防長は「女性と遺族にご迷惑を掛けた。救急への信頼を損ねて申し訳ない」と陳謝した。