地元紙の女性記者に対するわいせつ行為が明るみに出た岩手県岩泉町の伊達勝身町長(74)。「迷惑行為であってわいせつ行為ではない」「病気による幻聴、幻覚があった」との釈明を町民はどう受け止めたのか。40人に聞いた。
 20~90代の男女40人の受け止めは表の通り。
 「弁解の余地なし」「町民として恥ずかしい」と厳しい意見が多数を占めた。50代女性は「病気のせいにして開き直っているようにしか思えない」と怒りをあらわにした。
 一方、町を襲った東日本大震災と昨年8月の台風10号豪雨への対応で「精神的に追い詰められていたのではないか」と心労をおもんぱかる声もあった。
 伊達町長は現時点での引責辞職を否定している。出処進退はどうあるべきかを尋ねたところ、17人が「今すぐ辞職すべきだ」と回答。「復興が完遂するまでは責任を持ってほしい」と条件付き続投を容認する意見もあった。
 伊達町長は現在5期目。1999年の初当選以外は4回連続で無投票当選だった。男性(64)は「リーダーは自分に厳しくあるべきだ。多選のおごりが現れている」と指摘し、即刻辞職を求めた。