秋田県男鹿市の海岸で7日、性別不明の2人の遺体と漂着した木造船が、秋田市沖では漂流する男性の遺体が見つかり、秋田県三種町でも木造船の漂着が確認された。同県警は船の形などから北朝鮮から来た可能性があるとみて関連を調べている。一方、青森県警鯵ケ沢署は同日、深浦町の海岸で3日と5日、計2人の遺体が見つかったと発表した。
 男鹿署によると、男鹿市五里合中石南浜野の五里合海水浴場で午前7時ごろ、近所の男性が漂着した船を発見。同8時40分ごろには、船から北東約10キロの同市野石の海岸で頭部が白骨化した1人の遺体が見つかった。通報を受けて付近を捜索した署員が約300メートル離れた海岸で、もう1人の遺体を確認した。
 秋田海上保安部によると、秋田市沖で見つかった遺体は損傷が激しいという。
 能代署の調べで、三種町浜田の海岸に流れ着いた船には数字が書かれ、船内にはハングル表記の入ったライフジャケットがあった。
 また、鯵ケ沢署によると、遺体は3日に深浦町の追良瀬で、5日に風合瀬で見つかった。追良瀬の遺体は40~50代とみられ、身長は172センチ。もう1人は50~60代前後で、身長は167センチ。ともに一部が白骨化しており、死後1、2カ月経過しているとみられる。身元を示す所持品は確認できなかった。
 新潟県佐渡市沖約2キロの海上では沈みかけた木造船が、福井県坂井市の砂浜では木造船の一部とみられる破片が打ち上げられているが見つかった。