山形市の写真家小関一成さん(40)の作品が、世界の30カ国が参加する写真コンテスト「ワールドフォトグラフィックカップ(WPC)」のネーチャー部門の日本代表に選出された。春の湖の風景を切り取った作品で、小関さんは「山形らしい湿度が伝わるはず」と手応えを感じている。

 小関さんの作品は4月の早朝、約1メートルの雪が積もった置賜地方の水辺を歩きながら撮影した1枚。春がすみがかかる穏やかな水面に木々が映る様子を収めた。応募に当たり「山形の特徴が表れた作品にしたかった」と小関さん。「湿度の高さが感じられる山形らしい瞬間を撮影できた。出場する以上は少しでも良い色のメダルを目指したい」と意気込む。
 WPCはネーチャー、ルポルタージュなど6部門に30カ国から約500点が出品され、国別に写真の総合力を競う。審査結果は来年5月のWPC2018オーストラリア大会などで発表され、優秀作には金銀銅のメダルが贈られる。
 日本代表には小関さんのほか、弘前市の写真家長谷川正之さん(53)=ウエディング部門=ら11人が選ばれた。長谷川さんは「人物本位でシンプルに撮る日本的な写真で、世界に挑みたい」と話す。