東北地方で最後まで営業を続けた山形県酒田市の元キャバレー「白ばら」が、飲食店として再スタートした。有志でつくる合同会社「白ばら友社」が毎週水、金、土曜に営業。生歌や生演奏が聴ける社交場として酒田の夜を盛り上げる。
 2017年12月30日の午後8時に始まった開店イベントには約60人が来店し、生歌やフルート演奏、踊りが披露された。建物の所有会社の社長から激励の花束を受け取った白ばら友社の佐藤仁代表は「市民の皆さんと白ばらを後世に引き継ぎ、酒田の誇りとしていつまでも共有できたらうれしい」と語った。
 丸山至市長も駆け付け、地元出身の歌手白崎映美さんとトークイベントを開催。白崎さんが「全国を回っても白ばらのような場所はない」と語ると、丸山市長は「酒田を代表する大衆文化遺産になれば税金を投入してでも残せる。ぜひ頑張って」とエールを送った。