東北農政局は、東北6県の2016年農業産出額が、前年比5.4%増の1兆3885億円になったと発表した。コメや肉用牛、野菜などの価格上昇が主な要因で、増加は2年連続。
 内訳は、コメが10.6%増の4129億円で最も多い。主食用米の過剰作付けが解消され、米価が上がった。野菜は8.5%増の2619億円。青森が主産地のヤマノイモやゴボウなど根菜類が値上がりした。
 果実はサクランボや西洋ナシ、モモなどの収穫量が伸び、1.7%増の2022億円。ニワトリは1.9%増の1662億円、肉用牛は子牛価格の上昇を反映し、12.5%増の1047億円だった。
 県別では6県全てで増加し、青森が5.0%増の3221億円でトップ。岩手2609億円(4.6%増)、山形2391億円(4.8%増)、福島2077億円(5.3%増)、宮城1843億円(5.9%増)、秋田1745億円(8.3%増)の順となっている。
 東北の農業産出額の過去最高は、1985年の2兆1037億円。最も低かったのは米価が大幅に下落した2014年の1兆2298億円。