北国の厳しい寒さを工夫で乗り越えた昭和の暮らしを振り返る企画展「もりおか冬事情-寒さと戦う・冬を楽しむ」が盛岡市のもりおか歴史文化館で開かれている。2月12日まで。
 金属製の滑り止めが付いた雪げた、古着を裂いて織り込んだ南部裂織のこたつ布団、手作りの竹スキーなど冬の道具156点を展示した。
 戦時中や戦後間もない盛岡の子どもたちを描いた盛岡市在住の元教員菅森幸一さんの絵本「ジジからの絵手紙」の原画も紹介。暖房用のまきを運んで学校の軒下に積み重ねたり、家族で掘りごたつを囲んで年越しを楽しんだりする子どもたちが描かれている。
 学芸員の小西治子さん(34)は「寒さを受け入れながらも冬を楽しんでいた盛岡の人々の力強さが感じられる。家族で来て今と昔の生活の違いを話し合うのも楽しいですよ」と話す。
 午前9時~午後6時。大人300円、高校生200円、小中学生100円。連絡先はもりおか歴史文化館019(681)2100。