秋田県観光連盟(秋田市)は、県内の冬の観光の魅力を紹介する冊子「あきた冬旅」を作成した。冬に特化した冊子は初。春~秋の半分以下に落ち込む冬の観光客数を底上げしたい狙いがある。
 冊子は幅12センチ、高さ21センチの32ページ。小正月行事のなまはげ柴灯(せど)まつり(男鹿市)や横手のかまくら(横手市)、雪景色を楽しめる温泉、厳冬期にある酒蔵開き、きりたんぽ鍋やいものこ汁といった冬の味覚を紹介している。
 連盟はこれまで「ペットと楽しめる」「秋田きれい旅 温泉」などテーマ別の冊子を作ってきた。鉄道や主要道路を記した巻末の地図には冬季通行止めの情報を記すなど、遠方からの観光客に配慮した。
 県によると、2016年の冬季の観光客数は小正月行事などがあって最も多い2月でも約177万人。竿燈祭りをはじめ催しが集中する8月(約716万人)の4分の1以下にとどまる。
 連盟の担当者は「刈和野の大綱引き(大仙市)など観光客が参加できる小正月行事もある。魅力あふれる冬の秋田にぜひ来てほしい」と話す。
 冊子は2万5000部印刷し、県や市町村、観光施設、道の駅で配布中。県外の希望者には郵送する。連絡先は県観光連盟018(860)2267。