野菜摂取量と病気予防の関わりを科学的に解明しようと、弘前大とカゴメ(名古屋市)は同大大学院医学研究科に共同研究講座「野菜生命科学講座」を開設した。期間は2020年12月31日までの3年間。
 メタボリック症候群や認知機能障害の予防と、野菜が持つ成分との相関関係を解析する。2005年から実施している住民健康診断で蓄積した弘前大のビッグデータを使って検証する。
 野菜の摂取状況を簡単に測定できる仕組み作りも目指す。弘前大で9日あった講座開設式に臨んだ同社自然健康研究部の菅沼大行部長は「日本人の野菜不足をゼロにするための取り組みになる」と強調した。
 医学研究科には同社のほか、サントリー食品インターナショナルや大塚製薬などの研究講座や寄付講座が既に設置されている。