東北の大型店が実施した今年の初売りは、1、2の両日が前年を上回る売上高や客足となった一方、3日は降雪やUターンなどの影響で落ち込んだ。全体の売上高は前年並みか下回る店舗が多かった。
 2日から初売りを行った仙台圏は同日と3日で明暗が分かれ、全体の売り上げに影響した。
 市内2百貨店のうち藤崎は売上高が前年比4.2%減、客数も4.7%減。客数は2日が前年を若干上回ったものの、3日は雪が降ったため前年に比べ14.1%も減らした。福袋は食品など手頃な値段の商品が人気で、福袋に限っては前年比2桁のプラスとなった。
 仙台三越も、2日は売上高、客数ともに前年を上回ったが、3日は客数が落ち込んで全体の売り上げも前年を若干下回った。福袋は用意した5万袋がほぼ完売し、高額の宝飾セット(1000万円)も売り切れになった。担当者は「2日は好調だっただけに雪が恨めしい」と話した。
 JR仙台駅ビル内のエスパル仙台店も2日は好調だったが、3日は他の仙台の大型店と同様に客足が落ち込み、売上高も全体で前年並みにとどまった。福袋は衣料品やコスメ、食品などが好調だった。
 宮城県以外では百貨店の川徳(盛岡市)が売上高も客数も前年並み。3日は降雪の影響はなかったが、Uターンピークと重なったため客足が落ちた。福袋は用意した約1万9000袋がほぼ完売。1000円からの食品に人気があった。
 元日から初売りの西武秋田店(秋田市)は、JR秋田駅周辺の大型5店が合同でキャンペーンを実施した効果もあって客数は前年を若干上回ったが、3日は雪となり全体の売上高は前年並みだった。福袋1万個は食品を中心にほぼ完売となった。
 イオンは東北43店舗の売り上げが前年を若干上回った。福袋は衣料品が苦戦したが、食品や雑貨に人気が集まった。