東京五輪カヌー競技への出場を目指していた鈴木康大選手(32)=二本松市=がライバル選手の飲み物に禁止薬物を混入させた問題で、福島県体育協会は10日、鈴木選手を国際大会で活躍する競技者を後押しする県の「Jアスリート強化支援事業」の指定選手から除外することを決めた。支援金の返還も求める。
 鈴木選手が所属する県カヌー協会からの除外申請を受け、福島市で同日、臨時会を開催。日本カヌー連盟が除名処分の方針を示していることなどを踏まえ、全会一致で決定した。大会参加費などとして支給した2017年度分の支援金24万円の返還請求も行う。
 この問題で、鈴木選手は日本アンチ・ドーピング機構から8年間の資格停止処分を受けた。県体育協会は近く、所属団体に対し、ドーピングなどに関する指導の徹底を求める文書を通知する。