東北活性化研究センターが12日発表した東北6県の昨年12月の景気ウオッチャー調査結果によると、景気実感を3カ月前と比較した現状判断指数(DI、季節調整値)は、前月比1.3ポイント低下の49.8だった。悪化は2カ月連続。北東北を中心に雪が多かった影響で家計動向が下振れした。
 分野別(原数値)にみると、家計動向は2.1ポイント低下の46.4、企業動向は2.0ポイント低下の48.0と、それぞれ4カ月ぶりに前月を下回った。
 家計動向について、ウオッチャーからは「降雪でシニア、シルバー層の来客数減少が顕著で、来店しても単価、購入点数ともに大きく落ち込んでいる」(百貨店)との指摘があった。「控え気味であった忘年会などを行う企業が多く、飲食店への販売量も増加している」(酒類販売店)と明るい声も聞かれた。
 2、3カ月先の見通しを表す先行き判断DI(季節調整値)は前月比1.4ポイント低下の49.8で、2カ月連続の悪化を見込む。スーパーからは「消費を大きくけん引するような施策や要因も見当たらない」と厳しい見方が示された。
 センターは内閣府実施の東北分の調査を担当。小売業者など189人のうち173人から回答を得た。