ブドウ生産から醸造までの全てを青森県八戸市内で作業した「八戸ワイン」の初完成・披露パーティーが25日、同市内で開かれ、生産者や市関係者ら約40人がオリジナルの味わいを楽しんだ。
 完成したスパークリングワインは、ブドウ品種「ナイアガラ」を使った白と4品種を混ぜたロゼの2種類。12の農家の「和」や驚き、私を意味する方言の意味を盛り込んで「Wa(わっ)」と名付けた。ワイナリー「澤内醸造」を運営するサンワーズ(八戸市)の澤内昭宏社長によると、ほどよい酸味があり、和食にも合う風味に仕上がった。
 リストランテ澤内で行われたパーティーでは、ブイヤベースや締めさば、ブリ大根などの和食と一緒に八戸ワインを味わった。小林真市長は「すっきりした口当たりで、新しいワインというより年季の入った感じがする」と感想を述べた。
 澤内社長は「昨年11月から仕込んだ。1カ月ほどの醸造期間だったが、1年目としては合格点の味。これからも青森県南のブドウを盛り上げていきたい」と語った。
 1年目で本数は多くないが、既に澤内醸造で販売しており、27日から市内のユニバース7店舗でも扱う。店頭価格は2800円(税抜き)。八戸日本料理業芽生(めばえ)会のメンバーの飲食店などでも提供する。