平昌冬季五輪は9日の開幕に向け、秒読み段階となった。4年に1度の晴れ舞台へ、力を磨いてきた東北関係の選手にゆかりの人たちが熱いエールを送る。

◎元チームメイト 青森市の会社員 久保田明弘さん(42)

 一番上のメダルを狙ってほしい。この一言に尽きます。
 山口君とは2004年のシーズンに一緒のチームで共にプレーしました。当時から筋肉質な体で、力強いスイープ(氷上を磨く動作)力が武器の選手でした。
 山口君は元々関東の大学に在学していましたが、カーリング界のトッププレーヤー阿部晋也選手(38)が青森でチームをつくると聞いて、わざわざ青森大に編入してまでチームに合流しました。彼のカーリングに懸ける熱意に圧倒されたのを今でも覚えています。
 その後、平昌五輪の代表チームSC軽井沢クラブに加入してからは技術により磨きをかけ、07年から日本選手権3連覇を果たしました。彼の努力が実を結び、私もうれしかったです。
 SC軽井沢は16年の世界選手権で4位に入りました。カナダなど強豪国が守り重視のプレースタイルの中、日本独自の攻めのカーリングが功を奏しました。
 チームの実力は折り紙付き。平昌では優勝も十分狙えます。男子カーリングは20年ぶりの五輪出場なので期待も大きい。山口君をはじめSC軽井沢には、持てる力を全て出し切って戦ってほしいです。

[やまぐち・つよし]1984年11月21日生まれ、33歳、北海道出身。174センチ、75キロ。北海道・富良野高-駿河台大、青森大出、SC軽井沢ク。