青森県風間浦村産のアンコウをPRするイベントが4日、村内の下風呂漁港特設会場であり、雪上でアンコウをさばく「雪中切り」が披露された。
 村の商工業者らでつくる「ゆかい村風間浦鮟鱇(あんこう)ブランド戦略会議」の主催。
 雪中切りは、雪の冷気で魚の鮮度を保つ方法で地域に代々伝わる。下風呂地区で旅館を営む佐賀敏一さん(70)が、雪で作った台の上で水揚げしたばかりの約8キロのアンコウに包丁を入れ、10分ほどで肝や皮、ひれ、身、頬肉などに解体した。
 村産のアンコウは漁場が港に近いため生きたまま水揚げでき、刺し身で食べられるのが特長。会場ではアンコウのすしや、あん肝入りの塩ラーメンなどが割安で販売された。戦略会議の駒嶺剛一会長は「刺し身で食べられるのは漁場が近いここだけ。販路を広げたい」と話した。