2017年に秋田県内で運転免許を自主返納した人は3550人と、記録が残る00年以降で最多となったことが県警のまとめで分かった。自主返納者のうち65歳以上の高齢者が3441人と全体の約97%を占め、中でも75歳以上は前年の約1.5倍の2593人と大幅に増えた。
 県警によると、自主返納者の推移はグラフの通り。17年は前年比909人増で、65歳以上は898人増えた。年代別では80~84歳が998人と最も多く、75~79歳が791人、85~89歳が649人。理由は「身体機能の低下」が1782人と全体の約半数を占め、「運転の必要がない」(1079人)「家族等の勧め」(511人)が続く。
 県警運転免許センターの竹本誠次長は自主返納が進んだ理由を「17年3月に道交法が改正され、返納を考える高齢者が増えたのではないか」とみる。代理人が返納できる制度を始めたほか、交番や駐在所でも返納を受け付けるなど窓口を拡大したことも影響したとみられるという。
 県警によると、17年12月末時点での県内の65歳以上の免許保有者は18万4835人。免許保有者全体(67万6391人)の約27%を占める。保有者の最高年齢は102歳で2人いる。