旬のマダラを奉納し、海上の安全と豊漁を願う伝統行事「掛魚(かけよ)まつり」が4日、にかほ市金浦(このうら)地区で開かれた。
 小雪が舞う中、漁師や地元の人々が2人一組で棒につるしたタラを担ぎ、金浦漁港から金浦山神社まで約2キロを練り歩いた。神社では地区に伝わる金浦(きんぽ)神楽に合わせ、タラを奉納した。
 祭りは約300年前から続くとされる。今年奉納したタラは51匹。大きいものでも13.5キロと、例年に比べて小ぶりだという。
 祭りには金浦小の3年生28人も参加した。伊原史竜君(9)は「タラを担ぐのは初めてで、思ったより軽かった。また参加したい」と話した。
 祭りは「タラまつり」とも呼ばれている。神社近くの勢至公園は、地元婦人会が調理したたら汁などを味わう人々でにぎわった。