山形県の吉村美栄子知事は6日の定例記者会見で、冬季の観光誘客策を東北6県が連携して探る「東北観光会議」の開催を呼び掛ける方針を明らかにした。外国人観光客をターゲットに、雪を生かした冬の観光で「東北ブランド」の確立を狙う。
 山形県によると、第1回の会議は2018年度の秋か冬、県内での開催を目指す。「雪と文化」をテーマに各県の行政・観光業関係者に加え、海外の観光業者やマスメディアにも参加を呼び掛け、最新の情報や先進事例を共有する。
 雪とセットにした温泉や郷土料理などの観光資源の生かし方や、観光コースでの連携策を探り、冬の観光で「東北」のブランド化を図る。
 吉村知事は記者会見で、国連世界観光機関(UNWTO)と共催し2日に山形市で開いた「雪と文化の世界会議」に触れ、「雪と文化が観光の目的となることを改めて実感できた」と強調。その上で「雪の魅力を十分に伝え切れていない。観光客が落ち込む冬場の底上げは東北各県の共通の課題だ」と指摘した。