全国高校スキー第3日は6日に行われ、北海道名寄市でのノルディック複合は世界ジュニア選手権代表の1年生、木村幸大(秋田・花輪)が制した。前半飛躍(ヒルサイズ=HS100メートル)で2位につけ、後半距離(10キロ)で32秒差を逆転した。49年ぶりとなるジャンプとの2冠を目指した竹花大松(北海道・東海大札幌)は3位だった。
 岐阜県高山市ではアルペン女子大回転が行われ、1年生の畠中悠生乃(北海道・札幌第一)が合計タイム2分21秒87で優勝した。越後英美華(日大山形)が3位に入った。同県郡上市での距離クラシカルの女子(5キロ)は小林萌子(新潟・十日町)が16分32秒6で勝った。

<攻めの姿勢初の表彰台>
 アルペン女子大回転は越後(日大山形)が攻めの姿勢を貫いて3位に輝いた。「大回転は得意な方ではない。結果に驚いています」と自身初のインターハイの表彰台に声を弾ませた。
 緩斜面が多いコースとの相性の良さに加え、夏場の走り込みなど練習の成果が出た。1回目で3位の好位置につけ、2回目も「守らず思い切り攻めよう」と全体4位の好タイムでまとめた。
 チームメートの活躍も刺激になった。同じ3年の雲野チェルシーは7位、昨年の全国中学大会の回転を制した1年の宮沢莉央が6位とそれぞれ入賞を果たした。特に伸び盛りの宮沢については「意識しなかったとは言い切れない」。先輩として結果を残し、ほっとした様子だ。
 庄司監督は「越後は2回目で崩れることが多かったが、順位をしっかりキープした。次の回転につながる滑りを見せた」と満足そうに話した。
 山形県大蔵村出身。全国での活躍を目指して高校は日大山形を選んだ。「3年目でようやく先輩たちと同じ表彰台に立てた」。大きな自信を手に入れ、最終日の8日、女子回転で初優勝を狙う。165センチ、67キロ。(岩崎泰之)