福島県が整備する「福島ロボットテストフィールド」の中核施設となる研究棟が6日、南相馬市で着工した。13の研究室のほか、防水や水圧などロボットの性能評価を行う機能を備える。2019年夏の開所を目指す。
 研究棟は鉄筋1~2階の計4棟。床面積は合わせて約7600平方メートル。研究者の長期活動に向け、事務所開設や会議開催にも対応する。建設費は約31億円。
 現地であった起工式には地元自治体、工事関係者らが参加。内堀雅雄知事は「福島発のロボット実現に向け、新たな技術が生まれてくれることを期待する」と述べた。
 テストフィールドは南相馬市、福島県浪江町の計約55ヘクタールに19年度末までに完成予定。研究棟のほか、インフラ点検・災害対応のため災害現場を再現したエリア、無人飛行機を管理する通信塔などが整備される。