山形県米沢市の冬の夜を彩る「上杉雪灯篭(どうろう)まつり」が10~12日、松が岬公園を主会場に開かれる。初の試みとして、米沢城の隅櫓(すみやぐら)で武器庫でもあったとされる木造建築「御三階(おさんかい)」を再現した築山のふもとを、竹の筒にろうそくの火をともすアート作品「竹あかり」数百本で飾る。
 竹あかりは、熊本で震災復興を目指す活動として始まり、広まっている。会場では熊本市の竹あかり制作演出会社「ちかけんプロダクツ」が大人の背丈ほどの作品を作り、「竹あかり 雪のステージ」として演出する。竹あかりに囲まれた舞台では、各地の武将隊のパフォーマンスや和太鼓演奏が披露される。
 竹あかりの演出は昨年、開催40回を記念して市民有志約40人のグループが初めて企画。高さ30センチほどの約400本を手作りして主会場近くの西條天満公園を淡い光で彩った。今年も10、11の両日夜、同規模の竹あかりが同公園で飾られ、12日夜には松が岬公園内のキャンドルゾーンに移され火がともされる。
 まつりは例年2日間だが、今年は東北中央自動車道の福島大笹生(おおざそう)-米沢北インターチェンジ間開通を記念して1日長く開催する。会場内では雪灯篭約220基、雪ぼんぼり約1000基が飾られ、上杉神社境内の参道に設置される雪灯篭約60基が9日午後5時半ごろからプレ点灯される。
 連絡先は米沢観光コンベンション協会0238(22)9607。