福島県郡山市は、交流のあるハンガリーの食材を使った料理を市内の飲食店などで提供する「ハンガリーフェア」を始めた。フォアグラを使ったり、ワインで煮込んだりした料理を楽しみ、同国の食文化の魅力を市民に知ってもらう。28日まで。
 郡山市は養殖コイの生産量日本一。コイの食文化のあるハンガリーと2016年から交流している。
 フェアには市内の12店舗が参加。同国で「食べられる国宝」とされるマンガリッツァ豚やフォアグラ、アイガモを使った料理、牛バラ肉をワインで煮込んだ家庭料理「グーラッシュ」などを提供する。ワインやアカシアの蜂蜜などの物販もある。
 市内で1月末にあったオープニングセレモニーで、品川万里市長は「ハンガリー料理の素晴らしさを市民に実感してもらいたい。これからも絆を強める努力をしていく」と述べた。ハンガリーのパラノビチ・ノルバート駐日大使は「ハンガリーに足を運んでもらうきっかけになればいい。今後スポーツなどでも交流を深めたい」と話した。
 市は18年度中にも、市観光交流振興公社が運営する牧場で、マンガリッツァ豚の飼育を始める方針。将来的には民間による飼育や加工を目指す。17年12月にノルバート大使に生体の輸入実現への協力を依頼している。