会津若松市の冬の風物詩「会津絵ろうそくまつり」が9日、鶴ケ城と御薬園を主会場に2日間の日程で始まった。市内各地に約1万本のろうそくがともされ、温かな明かりが白銀の城下町を照らした。
 鶴ケ城では、会津本郷焼の瓦燈(が とう)や銅製あんどんなどに置かれたろうそくが並んだ。訪れた人は、ゆらゆらと揺れる明かりと、雪景色が織り成す幽玄の世界を楽しんだ。天守閣最上階から望めるろうそくの地上絵も人気だった。
 絵ろうそくは花を色鮮やかに描いた伝統工芸品。会津地方では冬場に仏壇に供える花代わりに飾るようになったとされる。まつりは19回目。絵ろうそくをPRしようと、市や会津青年会議所などでつくる実行委員会が毎年開催している。