ジャンプ男子最年少、21歳の小林陵が7位入賞を果たした。「自分の力以上のものを出せてうれしい」。笑顔で振り返った。
 1回目が会心の飛躍だった。ヒルサイズまであと1メートルに迫る108メートルに到達。風が吹き荒れる難条件で、スタート位置を1度外れたが、「普段のワールドカップよりも緊張しなかった」という強心臓ぶりを発揮。飛び出しから高い位置をキープして飛距離を伸ばす。2回目も「足先は感覚がなかった」というほどの寒さに苦しみながら集中力を見せ、108メートルでまとめた。

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 ジャンプ男子ノーマルヒルは10日、決勝(ヒルサイズ=HS109メートル)が行われ、日本勢は五輪初出場の小林陵侑(土屋ホーム、岩手・盛岡中央高出)が2回とも108メートルの合計240.8点で7位に入賞したのが最高で、伊東大貴(雪印メグミルク)は103メートル、102メートルの214.7点で20位、45歳の葛西紀明(土屋ホーム)は104.5メートル、99メートルの213.3点で21位だった。