宮城県の山田義輝副知事(61)が1期目途中の3月末で退任することが13日、分かった。村井嘉浩知事は総務部長の佐野好昭氏(60)を後任に起用する方針を決め、15日開会の県議会2月定例会に人事案を追加提出する。
 県職員出身の山田氏は農林水産部長、震災復興・企画部長を経て、2016年4月に総務部長から副知事に就任。任期4年のうち、2年を残していた。

 佐野氏は大崎市出身、東北大法学部卒。1983年に県庁入り。財政課長や大河原地方振興事務所長、環境生活部長を経て、17年4月から総務部長を務める。村井知事は行財政全般に精通する手腕を評価し、県庁組織を束ねる補佐役に適任と判断したとみられる。

 県の副知事は2人制。佐野氏は総務企画、保健福祉、土木などを受け持つ見通し。同じく県職員出身で昨年4月に宮城大副理事長から転じた河端章好副知事(65)が引き続き、環境生活、経済商工観光、農林水産などを担当する。
 人事案が議会に同意されれば、河端氏が第1順位、佐野氏が第2順位の副知事となる見込み。
 副知事の交代は3年連続。村井知事が05年に初当選した直後から10年以上支えた三浦秀一氏(69)が15年度末、10年に就任した若生正博氏(67)が2期目途中の16年度末にそれぞれ退任している。