スポーツ庁が13日公表した2017年度の全国体力テスト結果によると、低迷が続く宮城県内の児童生徒の体力合計点は小5男子と中2女子で前回より上昇したが、小5・中2の男女いずれも全国平均を下回った。

◎津波被災地に特定傾向なし 宮城県教委、生活習慣把握へ

 実技8種目を点数化した体力合計点(80点満点)は表の通り。全国順位は小5男子が順位を五つ上げ、08年度の調査開始から最高得点を記録した中2女子は四つ上がった。小5女子は5位下がって37位、中2男子は前回と同じだった。
 種目別では、握力と長座体前屈で小5男女、中2男子が全国平均以上だった一方、反復横跳び、持久走(20メートルシャトルラン)、50メートル走、立ち幅跳びは小5男女、中2男女のいずれも全国平均を下回った。
 地域別では東部教育事務所(石巻市、東松島市、女川町)が小5・中2の男女いずれも県平均を下回ったが、気仙沼教育事務所(気仙沼市、南三陸町)では小5男女で平均を上回るなど、東日本大震災の津波被害を受けた地域に特定の傾向はみられなかった。
 県内では小中学校の全学年で肥満傾向が続いており、県教委は運動習慣の定着と一緒に改善を図る方針。県教委スポーツ健康課の担当者は「児童生徒の生活習慣を把握し、一人一人に応じた運動指導ができるよう取り組む」と話した。
 調査は、県内の公立小中学校588校計3万8266人を対象に昨年4~7月に実施。(1)握力(2)上体起こし(3)長座体前屈(4)反復横跳び(5)持久走または20メートルシャトルラン(6)50メートル走(7)立ち幅跳び(8)ソフトボールまたはハンドボール投げ-の8種目を測定した。