子どもたちが縄文土器の形をしたバレンタインのチョコレート作りに挑むイベント「土器ドキ チョコレイト」が12日、仙台市太白区の市縄文の森広場であった。同広場が主催し、子どもたちが大好きなチョコ作りを通じて縄文文化に親しんでもらうのが目的。今後、土器形の菓子やキャンドル作りなども計画されている。

 市内の小学生と親の7組が参加。市縄文の森広場にある縄文時代中期末(約4000年前)の山田上ノ台遺跡から発掘された「大木(だいぎ)10式土器」をモチーフとした。
 子どもたちは土器の歴史などを学びつつ、大木10式土器を3Dプリンターで4分の1の大きさにコピーしたシリコンの型に、溶かしたチョコを流し込んだ。約45分間冷凍した後、土器チョコが壊れないようシリコンの型を慎重に取り外した。
 太白区の袋原小2年小島大空(そら)君(8)は「型を外す時、壊れないかどうかドキドキした。きちんと出来上がって良かった」と笑顔で話した。
 市縄文の森広場によると、全国の考古学の体験施設では、土器片のクッキーなど菓子作りを通した学習が人気だという。
 今回のイベントの講師役となった佐藤祐輔学芸員は「縄文文化に興味を持ってもらうきっかけになればいい。今後も楽しみながら学べるイベントを開催したい」と話した。