山形市の料亭文化を支え、宴席に華やかさを添える山形舞子(まいこ)の育成・派遣会社「山形伝統芸能振興」の入社式が4日、同市であり、高校を卒業したばかりの新人舞子2人が、山形の芸妓文化を受け継ぐ決意を新たにした。
 入社したのは、ともに同市出身の阿部百恵さん(18)と小笠原彩さん(18)。
 式では関係者ら約30人の前で舞子名が発表され、阿部さんが「すみれ」、小笠原さんが「ぼたん」と名付けられた。
 阿部さんは「山形の伝統を大切に受け継いでいく志を強く持って入社した」とアピール。小笠原さんは「出会いを大切にし、和の心を重んじていきたい」と誓った。
 現役の山形舞子は2人を加えて7人。阿部さんの姉吏乙(りお)さん(22)は既に「ことり」の名前で舞子として活躍しており、姉妹の山形舞子は初めてだという。
 2人は3月5日から研修を受けていて、5月30日に山形市のホテルで初めて客を前に舞を披露する予定。