岩手県宮古市の春の味覚「花見かき」の水揚げが10日、堀内漁港で始まった。市内の飲食店で5月上旬ごろまで味わえる。今月27日には地元の三陸鉄道が列車内でカキを食べられる「花見かき列車」を運行する。
 4、5月限定の花見かきは、冬場に出荷されるマガキから高品質の個体を選別し、宮古湾に戻して養殖する。大きさは通常の2~3倍で、高い栄養と濃厚なうまみが特長だ。
 2016年の台風10号豪雨の影響が懸念されたが、宮古漁協津軽石かき養殖組合の山根幸伸さん(61)は「宮古湾に大量の真水が流れ込んでも、それに負けない生命力がある。実入りが良く、味も上々」と話す。