信金中央金庫東北支店と山形信用金庫など東北の7信金は、各県のワイナリーをPRする冊子「東北しんきんワイナリー紀行」を作った。地域に根強いネットワークを持つ信金が連携し、東北のワイン産業の振興とブランド化を盛り上げるのが狙い。
 冊子はA4判41ページ。他に盛岡、花巻、米沢、二本松、ひまわり(いわき市)の信金が作製に携わった。各信金が推薦するくずまきワイン(岩手県葛巻町)、金渓ワイン(南陽市)、いわきワイナリー(いわき市)など9カ所の醸造所の歴史や商品の味を紹介する。
 全国的にも珍しい温泉街での生産といった情報や、障害者支援の一環で運営されているなどの話題も盛り込んだ。ワインに合うおつまみとして各地の食材や食品も載せた。
 冊子は2000部発行し、全国の信金に送った。ワイナリーの情報を発信し、各信金で取引先との販路開拓に役立ててもらう。
 仙台市内で11日にあった完成発表会で、信金中金の小島一泰東北支店長は「信金の力を結集して東北産ワインを盛り上げたい」と強調。エーデルワイン(花巻市)の藤舘昌弘社長は「東北と全国の信金の後押しで販路拡大に弾みがつく」と期待した。